農業日誌|農事組合法人 らんざん営農

お米づくりの農作業の流れ

わたしたち日本人の食生活に欠かすことができない主食のお米。
毎日食卓にあがり口にするご飯は肉や魚や野菜などいろいろな食材を使ったどのようなおかずとも相性が良く栄養的にも優れています。
皆さんはお米がいつどのように作られているか、ご存知の方も多いかもしれませんが、らんざん営農のお米づくりの農作業の流れをまとめてみました。

【年間スケジュール】

3月~4月 耕起
(田起こし)
耕起:トラクターを使って田んぼの土を掘り起こし細かくする作業 耕起とは、トラクターを使って田んぼの土を掘り起こし細かくする作業のことです。
細かくした土に稲が生長するための栄養分として肥料を撒きます。 らんざん営農では堆肥などの有機肥料を使用しておりますが堆肥は土の中の微生物の栄養分にもなるため土壌の改良に良いと考えられています。
5月 塩水選・
種子消毒
農薬一切不使用 種籾をお湯に浸す温湯種子消毒 健全な苗をつくるには、良い種籾を選ばなければなりません。
塩水の中に籾を入れ、浮いてくる軽い籾以外の底に沈んだ中身の詰まった良い籾を選び種まきの前に種籾を消毒します。
らんざん営農では農薬を一切使わずに種籾をお湯に浸す温湯種子消毒を行っています。
播種
(はしゅ)
水稲の育苗箱に培養土を入れてから水をたっぷりやり、次に種を播き種が見えなくなるくらい覆土します 今では自動播種機を使用して作業を行なう為、一日3,000枚の播きつけが可能となっています 水稲の育苗箱に培養土を入れてから水をたっぷりやり、次に種を播き種が見えなくなるくらい覆土します。今では自動播種機を使用して作業を行なう為、一日3,000枚の播きつけが可能となっています。
6月 代かき 田植えの前に田んぼに水を張ってトラクターを使い、さらに土塊を細かく砕きかき混ぜてから平らにする「代かき」をすることによって、田んぼの水漏れを防いだり苗がむらなく生育するといわれています 代かきとは、田植えの前に田んぼに水を張ってトラクターを使い、さらに土塊を細かく砕きかき混ぜてから平らにする作業のことです。代かきをすることによって田んぼの水漏れを防いだり苗がむらなく生育するといわれています。
田植え らんざん営農では大型田植機を使って田植えを行なうので手直しなしで植付けを終了しています 田植えとは、水を張った田んぼに苗代で育てた苗を植える作業のことです。らんざん営農では大型田植機を使って田植えを行なうので手直しなしで植付けを終了しています。
7月 水管理・
除草作業
  すくすくと育っていく稲の生長を観察しながら徹底した水管理と田んぼのひえ取り(雑草)や畦道の雑草を取り除いたりする除草作業をします。美味しいお米をつくるためにはとても大事な作業です。
9月~
10月上旬
稲刈り
・脱穀
手間ひま惜しまず育てあげた稲が葉も茎も穂も黄金色に輝いてきたら、いよいよ稲刈りの時期となります らんざん営農では4条刈りと5条刈りと6条刈りのコンバインを使って刈取りと同時に脱穀もします 手間ひま惜しまず育てあげた稲が葉も茎も穂も黄金色に輝いてきたら、いよいよ収穫の時期となります。
稲刈りとは、稲を収穫するために刈取りする作業のことです。
らんざん営農では4条刈りと5条刈りと6条刈りのコンバインを使って刈取りと同時に脱穀もします。
乾燥・
籾摺り
(もみすり)
  穀物乾燥機で乾燥させて籾摺り機で籾から籾殻を取り除いて玄米にします。らんざん営農では、埼玉中央農業協同組合嵐山ライスセンターさんに作業をお願いしています。

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大豆づくりの農作業の流れ

食に対する健康志向が高まっていくなかで人気のある食品のひとつ、大豆はタンパク質、ビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維など様々な栄養成分が凝縮されております。
大豆からつくられる豆腐、納豆等は栄養バランスも良くヘルシーなので栄養・健康・美容のことを考え、毎日の食卓に積極的に取り入れたい食品です。
らんざん営農では、3品種の大豆をつくっています。
どのように大豆づくりをしているのか農作業の流れをまとめてみました。

【栽培品種】

名称 特徴 用途 名前の由来
さとういらず 青豆系 煮豆・豆腐 砂糖がいらないほど甘い
しゃっきんなし 黄色系 納豆・豆腐 借金が無くなるくらい沢山とれる
ミヤギシロメ 白豆系 味噌・豆腐 豆の目(へそ)が白い

【年間スケジュール】

6月下旬~7月上旬 耕起
(田起こし)
耕起:トラクターを使って田んぼの土を掘り起こし細かくする作業 耕起とは、トラクターを使って田んぼの土を掘り起こし細かくする作業のことです。
細かくした土に大豆が生長するための栄養分として肥料を撒きます。
7月上旬 種子消毒 種子消毒とは、鳥害防止と紫斑病防除のために種子に種子消毒剤を塗抹することです。
7月中旬 播種
(はしゅ)
大豆の播種は、大型トラクター後部に6条播種機を取付けて行ないます 大豆の播種は、大型トラクター後部に6条播種機を取付けて行ないます。
除草剤散布 大豆の発芽は早い為、播種直後に除草剤散布を行ないます 大豆の発芽は早い為、草を生やさないために播種直後にブームスプレーヤーを搭載した乗用管理機で除草剤散布を行ないます。大豆の収量に大きく影響する大切な作業です。
8月 除草作業 畦道の雑草を取り除いたりする除草作業をします。作物をつくるためにはとても大事な作業です。
9月上旬・下旬 空中散布 無人ヘリコプターによる空中散布は、病害虫防除対策のために行ないます。
花が咲き始めた時(9月上旬)サヤが出来、実がつき始めた時(9月中旬)の2回行ないます。
11月中旬~下旬 収穫 葉や葉柄が落ち、緑色から褐色に変化してきたら収穫時期になります 汎用(普通型)コンバインで大豆の刈取りを行ないます 葉や葉柄が落ち、緑色から褐色に変化してきたら収穫時期になります。
らんざん営農では、汎用(普通型)コンバインで大豆の刈取りを行ないます。
12月 乾燥・
調製など
収穫した大豆を乾燥し、さや屑等の異物を取り除きます 選粒機を用いて変型粒を除き、大、中、小粒に分類します 収穫した大豆を乾燥し、さや屑等の異物を取り除き調製は選粒機を用いて変型粒を除き、大、中、小粒に分類します。

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嵐山町ふるさと納税の感謝品として
らんざん営農のお米が認定されました




原料に私達が育てた大豆も使用されてます



【嵐山町旅の達人】嵐山町観光協会(埼玉県) 公式ポータルサイト
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